大船と、岩手県大船渡市。
とても名前のよく似た、ふたつの土地です。
大船育ちのわたしも、幼いころからニュースで「大船渡」の名前を聞くと、
「ん?おおふな?」とつい反応してしまったものです。
5年前、2011年3月11日の東日本大震災。
あの、黒い波が街を襲う映像。
三陸海岸沿いの街、大船渡も甚大な被害を受けました。
地名が繋ぐご縁から、大船の有志の方々が
復興支援イベント「大船to大船渡」を開催したのは、
震災から4ヶ月後の7月のことでした。
以後、毎年継続して行われ、ことしで6回目となります。
大船渡で水揚げされた2,000尾の秋刀魚が振る舞われる炭火焼は
毎年大人気で、長蛇の列!
大船が誇る人気店がずらっと並ぶ露店はもちろん、
大船渡市の観光物産店や三陸とれたて市場など、
大船渡からの出店も多くあるようです。
復興を祈り、応援する気持ちとともに、
地名で親近感を感じてきた「大船渡」との交流が
イベントを通じてますます深まっているのだなと感じます。
今週末はぜひ「大船to大船渡」へ、
そしてその足でコロナ堂にもお立ち寄りくださいませ。
復興を祈ってつくられた大船渡のゆるキャラ
「おおふなトン」、ことしもやってくるようですよー!