本日、7月7はコロナ堂の創業記念日です。
おかげさまで、今日で71周年を迎えました。
~感謝の気持ちを込めて~
7月31日まで、感謝祭を開催いたします。
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お買い得なジュエリーも多数揃えておりますので、ぜひお出かけください!
さて、創業年の1946年がどんな年だったかというと?
終戦の翌年で、NHKのど自慢の放送が始まった年でした。(ちなみに、紅白歌合戦は1951年から)
その頃の大船の街の様子ですが、駅前は商店は2、3店ほどで、畑ばかりだったそうです。
いまの賑わいからは、ちょっと想像できないですね。
当店が創業したとき、すでに開店していた〝先輩〟が、1940年創業の魚店「魚廣」さん!
併設の観音食堂とともに、大船の顔として今も営業を続けていらっしゃいます。
また、松竹撮影所が東京の蒲田から大船に移転してきて10年後に当たります。
戦後の混乱の中で、映画は人々にとって大変貴重な娯楽でした。
前年10月に公開された映画「そよかぜ」は松竹大船撮影所で製作され、
戦後のGHQの検閲をとった第1号映画として知られます。
この映画の挿入歌として、並木路子さんが歌った「リンゴの唄」は
敗戦にしずむ人々の心を明るく勇気付ける歌として、爆発的なヒットとなりました。
(この歌の作曲家・万城目正さん、1957年には
大船小学校近くに「万城目正歌謡音楽学院」を開校されています。)
1946年の大船は、昭和20〜30年代にかけての映画全盛期の幕開けの年として、
活気に溢れていた頃でしょうか。
物のない時代にあって、撮影につかう調度品を集めるのにも苦労されたようで、
当店でも撮影に使う時計などを、大道具・小道具として貸し出していたそうです。
ちなみに、だいぶ後の話になりますが、「男はつらいよ」の寅さんがはめていた指輪、
「寅」の一文字を彫った印台もコロナ堂でお作りしたんですよ!
大船は、〝水の出る街〟でもありました。
1970~80年代にはたびたび水害に見舞われましたが、
今は柏尾川の改修のおかげでめったに氾濫することもなくなりました。
そんな時代から、71年にわたり営業を続けてこられたのも、
ひとえに地域の皆さまに支えられてのこと。
深く深く感謝申し上げます。
これからも、皆様のお役に立てるよう努めて参りたいと思います。
よろしくお願いいたします。
コロナ堂 スタッフ一同