真珠（パール）

 

 

養殖場での真珠ルース選別の様子

 

真珠の種類

代表的な真珠は４種類あります。

「アコヤ真珠」「黒蝶真珠」「白蝶真珠」「淡水真珠」です。

真珠は貝のお腹の中で育ちます。

貝の種類・育つ環境によって、珠の大きさや色味、形が違います。

アコヤ真珠

日本国産のアコヤ貝から採れる真珠で、一般的に真珠（パール）と言うと、こちらをイメージされる方が多いようです。

「和珠」とも呼ばれます。

数年前に、真珠を育てるための母貝のあかちゃん（稚貝）がウイルスにより大量死したことにより、価格高騰が心配されています。

 

黒蝶真珠（ブラックパール）

黒蝶真珠とは、黒蝶貝（くろちょうがい）から採れる真珠のことです。

主にタヒチ海域で養殖されるため、タヒチパール、タヒチ真珠とも呼ばれます。

色味の多様性と、神秘的な輝きが特徴ですが、深い緑に赤みがかった「ピーコックグリーン」が最も美しい色と評価されています。

大人の女性の魅力を引き立ててくれる黒蝶真珠。

黒すぎず、ピーコックグリーンの七色を持つ美しい黒蝶真珠をご用意しております。

黒蝶真珠は一点一点、色味が違いますので、お客様自身の目で実際にお確かめください。

黒蝶真珠ネックレス・イヤリング　２点セット　298,000円より

 

白蝶真珠（シロチョウ真珠）

白蝶貝から採れる真珠です。

主にオーストラリアなどのなんようで養殖される真珠です。

白蝶真珠にはゴールド色もあり、「ゴールデンパール」と呼ばれます。

一般的には、10～15mmが主流で、アコヤ真珠に比べると大粒であることが特徴です。

 

淡水真珠

イケチョウガイやヒレイケチョウガイ、カラスガイといった淡水生の貝の中に出来る真珠で

多くは中国で生産されています。日本では、琵琶湖や霞ケ浦などでも生産されていますが数は少ないです。

ホワイト系、オレンジ系、パープル系、ピンク系の色味が多く、グレー系もあります。

 

真珠（パール）の品質基準

形

貝から採れる宝石であるため、さまざまな形状があるが、一般的にはラウンド（真円）に近いほど価値があるとされている。

キズ（えくぼ）

海産物であるため、真珠にキズはつきものであるが、キズが少ない方が当然価値は高まります。

テリ（照り）

反射・屈折・干渉などの作用による真珠独特の光。輝きとも言い換えられます。

真珠層がきれいに均一で厚く積み重なっていると「テリ」が良くなります。

巻き

真珠層の厚さのこと。薄い炭酸カルシウムの層が何千枚と積み重なって真珠独特の色合いと輝きを作り出します。

一般的に「巻き」が厚いほど「テリ」の良い真珠となります。

 

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