日本が世界に誇るメガネの産地・福井県鯖江。
この町から、今日はマコト眼鏡の社長ご夫妻が
夏の新作フレームを携えてお越しくださいました。
マコト眼鏡が生み出す「歩AYUMI」のフレームは、当店でも
お客さまが一目ぼれしてお買い上げになるケースの多い人気商品です。
「歩AYUMI」は、今では希少となったセルロイド製。
加工しやすいアセテート製の眼鏡が多く出回る中、
オールセルロイドにこだわった掛け心地の軽さ、肌触りのなめらかさ、
耐久性の高さ、独特の輝きや色味の深さは一線を画しています。
生地と呼ばれる板を、切り、曲げ、削り、磨き、組み合わせ、さらに磨いて。
美しく、肌あたりのよいカーブは、
すべて熟練の職人さんたちの手で磨き上げられているのです。
一点一点が手作業で作り上げられるため、
発注から入荷まで半年ほどかかることも…！
社長・昇司さんのお父さまは、約４０年前にマコト眼鏡を創業された増永誠会長。
以前放送されたＮＨＫ「美の壺」の眼鏡特集でも、「匠」として紹介されました。
８１歳で今なお現役の職人、毎日工場に出て工具を握っていらっしゃるそうです。
職人の心意気は、昇司さんに受け継がれています。
「うちでは１千枚、２千枚とメガネを作るけど、お客さまが手にするのはたったの１枚。
だからすべての工程で、絶対に手が抜けない」と
眼鏡づくりに込める思いを熱く語ってくださいました。
出荷時の厳しいチェックや、購入１年後の無料再仕上げ。
誕生からアフターケアにまで、”最高の一本”にかける熱意が込められているのです。
こだわりの逸品を販売するアンカー役として、
わたしたちも真心こめて検眼・加工・調整をし、
お客様にお届けいたします。
今回は、新作と人気のモデルを数点オーダーしました。
入荷次第、またこちらでご紹介いたします。
手作りならでは質感を、お店でぜひお試しください！
