鎌倉市大船の宝石・時計・メガネ・補聴器の「コロナ堂」です。

 

今日は、礼装ジュエリーの中でも

「お別れの席」や「悲しみの席」のマナーについてお話ししたいと思います。

 

年齢を重ねるとお別れや悲しみの席に出席することが多くなります。

身だしなみを整えて列席したいけれど、どうしたらいいの?と

不安になることはありませんか?

 

お別れ・悲しみの席においてもフォーマルな装いは

ジュエリーを身に着けることで完成します。

 

・正喪服(ブラックフォーマル)

最も格式の高い装いです。

喪主やその家族、近親者はお通夜や葬儀に正喪服を着用します。

ジュエリーは、喪のジュエリーとして格の高い真珠のネックレス、イヤリング(ピアス)、リングを着けます。

 

・準喪服(ブラックフォーマル・パンツスタイル可)

正喪服に次いで格の高い装いです。

お別れの会や偲ぶ会、法事の際に着用します。

ジュエリーは、真珠かジェットのネックレス、イヤリング(ピアス)、リングを着けます。

 

・略喪服(ダークカラーのスーツなど)

急なお通夜の席や、七回忌法要以降の際に着用します。

大きく開いた襟ぐりやひじが見える袖丈、スリットスカートは避けましょう。

ジュエリーは、真珠かジェットでブローチとイヤリングのみという風に、全てを揃えなくても大丈夫です。

 

喪の席に最もふさわしいジュエリーは「真珠」です。

真珠は「涙の象徴」とも言われ、「悲しみを添える」という意味があります。

喪の装いにふさわしい真珠にはアコヤ真珠と黒蝶真珠があります。

 

20代・30代の女性にはアコヤ真珠の白がふさわしいでしょう。

成人の記念にアコヤ真珠のネックレス&イヤリングのセットをお持ちになることをお勧めいたします。

 

50代以上の方には、黒蝶真珠もしくはアコヤ真珠(グレー)をお勧めします。

アコヤ真珠の白でもNGではありませんが、

落ち着いた大人の女性の品を感じさせる黒・グレー系の方が望ましいです。

何となく、お歳を重ねると「白だと浮いてしまう・・・」と思うことがありませんか?

 

ネックレスは

二連・三連・ロングネックレスは避けましょう。

不幸が重なる、長引くという意味合いがあります。

 

イヤリングは

一粒の真珠で飾りのないもの。

ぶら下がるタイプのデザインではなく、ぴったりと耳にくっつくものにしましょう。

 

リングは

プラチナやホワイトゴールドの枠で、シンプルなもの。

ゴールドの枠やダイヤモンドがたくさん付いているものは避けましょう。

 

フォーマルな装いはジュエリーを身に着けることで

完成します。

きちんとした姿で列席するのが大人のマナーですね。

 

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