珊瑚(サンゴ)の産地研修会へ参加してきました!


江の島や三浦など、このあたりで見える海とは違って

高知では、水平線がずーっと見えます。

この先はどこなんだろう?

アメリカかと思ったけど違うのか、、、。


そんな、きれいな海で育つ珊瑚。

珊瑚には造礁珊瑚(いわゆるサンゴ礁)と八放珊瑚があり、

宝石になるのは八放珊瑚の方です。八放珊瑚は

水深100~1200mの太陽光の届かない深海で育ちます。

1cm成長するのに30年とも50年とも言われている貴重なものです。


古今・洋の東西を問わず、宝石珊瑚の赤い色は生命力につながり

様々な災難や病気から人を守る霊力があると信じられてきたそうです。

なので、今でも珊瑚のお念珠をお守りとして身に着けたり

安全な成長を願い、幼児の手首に珊瑚の腕念珠をつける習慣があります。

また、結婚35周年(サンゴ婚)の記念にも珊瑚を贈る習慣があります。


そして、なんと!

今回は、特別に珊瑚彫刻の第一人者である前川泰山さんのアトリエに

お邪魔し、先生にお会いすることができました!感激です。

2001年には黄綬褒章も叙勲され、今でも作品作りに励まれています。


地球温暖化やオニヒトデの大発生などサンゴ礁を取り巻く

環境は厳しさを増しているので、環境保護に取り組み貴重な珊瑚を

守っていきたいなと思います。